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格差が顕著な日本事情

今日、日本は格差社会といわれ、急速に貧富の差が増しています。ひと頃は総中流社会とも言われていた日本ですが、富裕層と貧困層との格差、男女間の賃金格差、世界との経済格差など、格差については多くの問題が指摘されています。

日本は長く男性上位、女性下位という社会風土が続き、根底には未だに男性中心の社会の考え方があります。男女間格差で顕著なのは賃金所得で、多くの女性は男性の6割程の給料しか得ていません。女性の役職者が少ない、結婚や出産を機に仕事をやめて家庭に入るために就業期間が短かい、再就職で正社員になるのが難しく、必然的にパートタイマーとなって低い時間給に甘んじなければならない、などが女性の低所得の要因として挙げられます。使用者側も女性はいずれ結婚などで退職することを見越して役職者の枠を少なくしていることなどもあり、女性の働く環境が十分に整っていないことはこれからの格差是正のための大きな問題でもあります。

2013年世界男女格差ランキング調査では、日本は主要国中で最下位、調査対象136カ国中105位という低さでした。これは過去最低の調査結果です。

一方、政治の分野においては女性議員の比率は11%から8%に落ちて減少しています。日本の女性の教育レベルは高いのに活躍できる場が十分ではないと指摘されています。

日本はいまグローバル社会の中にあって、あらゆる面での女性の進出を後押しするための政策的な施策と同時に、社会的な意識構造の変革が必要です。